バーボンと俺と芸人①

自分で言うのもアレだけど。。。
俺は昔、とても面白い人。だった。
面白いというか、ひょうきんだった。
人を笑わせるのが、上手だった。
自分で言うのもアレだけど。。。

学生時代。
僕がまだ人前で歌って居ないとき。
とにかく、ひょうきんで、
とにかく、人に笑ってもらいたくって
いっつも奇天烈な事を考えて
持ち前の目立ちたがりが相成って、、、
とにかく目立つ面白い奴だった。

けれど、いつの日からか、
人を笑わせるという事をしなくなった。

というより
人を笑わせるという行動が醜態になる事がちょいちょいあった。
『その部分控える様に』と人から諭される事もあった。
人を笑わせるにも、頭の回転が必要で、
俺の場合、もともと回転力が悪いもんだから、
そっちに気を使っちゃうと、、、、本末転倒(不器用な男、、)
そんな事、考えてるうち、
人を笑わせることが少なくなった。
むしろ、黙ってりゃいい。その方が安全だ。
そんな事、考えていた時期もあった。

人を笑わせる、という事は、
自己顕示欲とサービス精神と思う。
自分の事を知ってもらいたいアピール。
その手段が歌であり、お笑いであり、絵であり、陶芸であり
形は様々だけど。

15年くらい前に、高校ズの秋月と出会った。

『どうもお笑い芸人やってます。』
『どうも歌、唄ってます。』

僕は、生のお笑い芸人にあうのも初めてだった。

僕の第一印象

『えっ?全然面白くねぇじゃん??こいつ、、、』

つづく

※3rd Album Requiem ねぇマスターの歌詞に出てくる

今日の相手は、売れない油絵画家
その隣に、鳴かず飛ばずの写真家
走れないバスケット選手に、ウケない芸人

そのウケない芸人ってのは、高校ズ秋月の事で、
あの歌を奴が聞く度、ビクっ!ってなるらしいよ。

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